ひらりと舞う 風が廻る 木葉の衆 釣られて廻る 道端では 塵が踊る...
カサっと掘った鼻先の土 お腹を通して後ろの方へ 僕に出来るのはそのぐらいで...
夏の暑さで眠れなくて 待ち合わせに5分遅れ 小さい事気にしないで 出かけよう...
嗚呼、空は少しずつ白く 冷たい風も透き通る 昨夜はあんなに騒いでたのも 嘘みたいなほど静かな朝...
どんなにちっちゃな花だって 見上げる夢は 果てしなく大きいよ 言葉にならない声だって 歌っているよ 聴こえるよ...
あかい闇の とばりに 染められた 大地の夢 誰かあたしを 揺り起こして 夜を殺して――...