木枯らし吹く朝は 溜め息も白く 凍える指先を 包む人もない 粉雪の舞う町に 君がいるのなら 誰か届けてよ 優しい便りを...
今宵あの月が 雲に隠れたら お会いしませう 秘密の宮廷（しろ） 桜の咲く園...
悔しくて蹴りつけたキャデラック どんなに暮らしは上流（ハイソ）でも あいつひとりが骨まで憎い 渚の名前で不幸の手紙...
今は昔のことなれど 富士の高嶺にチョンマゲのせて 十手が闇に光るとき お江戸に花が咲くという...
向かい風 砂の嵐 ぬかるみに 絶え間なく石が降る 彼方から 声が届く 君の名呼んでる みんなの声が...
ふたつの 白い帆をあげながら 小舟が 夕暮れの海に出る 重なる波に揺れる姿は どこか僕らに似ている...
蓮川 もつれあう予感は 前途多難 瞬 乙女の魅力は 今日も元気 光流 主役は余裕さ ホリデイ 忍 今でも雨やどり...