白い朝に映り込んだ空の青だけが 遠く揺らいだ花の色 笑った君の顔 聞こえないように歌っている...
青い焔にくべた想い 白百合まとう女は屋敷の主 囲う花々朽ちかけて 洋館それはある日の罪の名残よ あぁ恋は甘く苦く 美しいとは言うまいぞ 肩を引き寄せ 笑う父 「これから長い付き合いになるかも知れぬ」...
初夏 青い空 白い雲 爽やかな風 初夏 野は緑 花も咲き 美しい季節 そして 何よりいちばん素敵なことは...
小さなテレビ ノイズの向こうで誰かが 押し殺した声で 垂れ流すニュース 水もないのに 咲き乱れてるバラの花...
薄汚れた猫が 震えている 鳴いて 泣いて 雨を降らせて 凍てつく雫が 大地を叩く 涙 涸れ果てるまで...
夏が好きなの なぜかハシャギたくなるから 夏を待ってる...
ふいに ふりかえる なまえ よばれた気がして ふっと さいた あわい 不安の花 さがして いるのは わたしの方...
僕が歩く場所では すべての兵器が崩れ 僕が歌えば そこに花が咲き誇る けれども兵士たちは また兵器を作り出し...
目覚めた 世界に 戸惑ったのは いつかの どこかの...
窓に飾った花が 暮れる空を背にして まるで絵に描いたような...