存在より確かに 其処に刻まれた相違(ちがい)が ふたつを隔て、繋げる 泡沫の夢のよう...
おひさま今日もゴキゲンかしら 日傘もばっちり装備 絶好のお出かけ日和ね みんな計画どおり 靴のリボンきゅっと締めたら いざしゅっぱつ! ふわり 風に乗ってゆくの...
翠のひかり揺れてる こころの森の中を歩く 耳を 澄ます あなたの声が聴こえる 深い深い根で繋がって 小さな樹 辿り着いた...
ヒカリ ヲ 舞い散る花の香りは甘く囁く 繰り返される 終焉(おわり)の無い綻びは 小さな傷跡さえ癒せない...
暗い鞄の中 時計とお別れ 誰かがネジを巻くまで ひとりきり眠る そんな夜に 戻りたくないの 手をにぎって 離さないでね...
揺れる夢の記憶はいつも 孤独な夜 暗い闇に怯えて 泣いている迷い子の祈りは届くの?...
ふれた指先 心 燈して 流れ出す旋律 愛を 望む...