傘を出すか出さないか くらい見慣れたものだから 皮膚とか脳とかその他に...
白イ記憶ノ奥ニ眠ル思イ出ヲ、、、 消エテユクマデ一人君ヲ思フ 音ト、、、 省略。。。...
きっと僕らは気付いてるんだろうな 命の価値は長さと反比例だ きっとここには正義はないんだろうな...
くすんだその街角で 絵の具にまみれた服を着て 彼の向かうキャンバスは 極彩の翼 古ぼけたその絵筆で 笑顔と雨の色を溶いて...
だれかの手に引かれて 喧噪(けんそう)、越える宵に ぎんいろ 仄(ほの)かに香って あたしの胸焦がす ふわり 恋しさの風吹けば ふらり あたしの心が揺れて...
タ方五時の聴き慣れたメロディ 街の灯りが帰りを待ってる いつもの公園 別れを惜しむように...
涙など とうの昔に 枯れ尽き果て無くなった 復讐を誓うこの手に 伝ってく柔い感触...
気付かない傷付かないふりが上手いだけでは 生きてゆけないんだ 弱さに名前付けてみたって...
世紀末みたいな夜明け 孤独に鳴くカラス 肩のぶつかる交差点...
平気なふりをして 飲み込んだ 無機質な日常 シニカルな雨 どんなに磨いても 映らない...