暖かい春の静かな日差し 公園からのコーラスが耳を撫でる 暗がりから眺める窓が...
町はもう眠りについて 天(そら)がほくそ笑む 月影のアタシは独り...
背中ごしおはようで始まった月曜日 急ぎ足教室に飛び込んだ5分前 テストの前少し寝不足な今日だけど...
プラスチックで閉じ込められたみたいで 息が苦しいな それに気付きもしないで 僕ら日々を過ごしている どこまでも遠くへ行けたなら 絵の具で描いたみたいな空に ...
子供の声に 耳を澄ます彼 ヘリコプターの音 姿は見えず 窓の外に走る電線 区切られた空のパズルピース...
不思議なものだね 知らないうちにこんなに 季節が過ぎてたり...
口が開いているよって君に指摘されて 言い訳を探そうとする光 横顔を眺めて昼間と違うだなんて 気づかないうちに生まれた光...
朝起きて朝ごはん買いにコンビニへ 傷付き疲れた雨上がり無感情 心は沈んでも桜は美しく そのはかなさに慰め求めてる?...
あの人は夏の朝に走り出して 空の雲に高められた湿度の中で 体を這う汗 透けた服 濡れた髪...
小さな頃に流した涙 地面に溜まって海になった 大人になって流した それは、...