色彩のない街に 朝日が差し込む 白線の掠れを 無慈悲に蔦が覆う ある時気づいたんだ この世界はからくりで...
かわいくないから、きえたい。 理由はない。ただ、嫌い。 グロテスクな間違い。 まだ、わかっていない？...
深夜番組を映す光が 冷たく朱殷を引き立てて 一つ一つ線を弾く度に...
命を絶つのはいけないことか？ なら納得させてごらんよ ……どうせ無理だろう？...
xとyの交点 その頂点の向こうへ ラテックスとかいう語弊 なあなあで引き破っちゃおうぜ。 それからは大したもんで 惰性の果てに生命を持って...
いちご色のランドセル 音楽室のピアノ 手作りのぬいぐるみ 女の子しかダメだって みんな笑うの チョコにアイスにノースキャンディ...
一ヶ月の僕を鏡に映したら、 欲しがりな覗き魔の 眼球を噛みちぎるんだ。...
セーラー服と絆創膏 猟奇的に熟れた感情を ナイフなんて筆振り回して、...
またティッシュの山を増やすんだ 抗う、なんて辞書にないから 苛立ちをトイレに持ち込むんだ...
少し前で雨を踏む君を追いかける中 右足が地を逃がして そんな痛みさえも生きてるって事なんだ...