飛べない烏と迷い犬、 無言でゆっくり歩いてく。 からから笑うは、鬼蜻蜒。...
不思議の森へおいでよ 年寄り猫が笑った 赤い靴を履いて 猫の後を追いかけた...
今年もロンリークリスマス 壊れた線メリ抱きしめて かじるチキンの塩味は 涙なんかじゃないんだもん...
抱きしめられていた 長い間 華奢な首を 見つめていた 絡みながら 錆びる身体...
穏やかな声がそこに響く 眠りたくても貴方が歌う ただ届かない黒を見つける...
願い叶うことがすべて 幸せには繋がらぬ 闇を纏う 身体七つ 大空へ 飛び出す あぁ 無情な 世界に墜とされた...
"Seew too pedyens." 空羽ばたく 翼を持つ者 三の神々… Seew too pedyens "co-t・menty"! 色彩無き黒の鳥 宵闇紛れ...
満たされぬ心照らした 満月を遮り翔ける 一つの影降り立つ夢...
昏く寒い砂の中 君は何想う せめて羽根が在ったなら 月夜の光に飛べようか...
淡く滲む月に ひとり 朝を願う 夜の静寂(しじま) 歌う蛍 どこへどこへ 行くの...