影を見つめながら うつむいて歩いた あの頃のわたしに 青空をくれた 不思議… こんなに守られているのに いつよりも今、自由に 息をしている...
甘い青リンゴ 口づけてガブリとかじれば アダムとイヴみたい 罪な恋ね 苦しい事だと知りながら好きよガブガブ ドキがムネムネするお年頃...
光を包む風たちと 今日も遊ぼう 「ぷいにゅ〜」 たくさんの草や花が 踊ってるみたい 「恥ずかしいセリフ禁止!」...
メロディーを夢みよう きっと 二人はもとのままじゃないから 虹の色 読みながら ゆれる 彩りのトンネル...
観覧車が 見えるあの空まで 泣きそうな雲 風に吸い込まれてく ひっそり肩をよせ合う ミルク色の街並みに 今にも降り出しそうな 雨のニオイ吹き抜ける ささやくように...
風の行方を 探して来たけど… 一人空を見上げて 少しお休み 忘れていた 梔子(くちなし)の匂い感じて ふう…、深呼吸 そうね、気がついた...
(のりえ)空は ただ青いままで 坂道 駆けてく私を メレンゲの雲浮かべ見つめてる 今日も甘い景色ね (麻音)風は 耳をかすめてく さざ波の 音符を並べて 少し遠回りして帰ろうか 優しい時間の中で...
目覚める太陽 心にかざして 仰いだ空の彼方 目指してゆく 瞳を閉じれば 記憶の隙間に あの頃の 懐かしい風が吹いた...