ハイウェイはまだちょっと遠いが この街におさらばしたら 少しは背伸びした気分になるだろう...
空を彷徨い 流され続け 何年が過ぎた? はるか昔に 創った家は 既に朽ち果てた...
この世界が抱くもの そして漲る想いたちが 追いつけないスピードで 私をすり抜けてくの 繋ぎとめたその想いの 扉の先に見え隠れする 小さいけれど確かな勇気 赤い光が想い照らす...
選ばれた運命を 生き抜くたび 隣にいるよ ひとりで立ち向かった あの戦いで分かった 多分、全てなんて変えられやしない...
息もつかせず 襲いかかる 残酷な群れ 奴は微笑み 牙を剥いて 立ちはだかる 選ばれし運命(さだめ)なら つかみ取れ 己のうちに眠る 真紅の炎 解き放て...
天高く掲げてた 熱き想い解き放てば 遙かなる幻の少年の瞳(め)映している 月が昇る 散り急いだ祈りの声 指からこぼれ落ちては...
此の空が眩しすぎて そして新しい朝が来る 僅かな勇気だけを 振り回してるだけじゃ ホントの「強さ」なんて 解るハズもないんだね 緩やかな丘を上って 星の一つになろう...
※●=語り手・主人格ジャンヌ(IA) ▲=分裂ジャンヌ(ミク) ―――――――――――――――――――― ▲...
漆黒に浮かぶ二つの月 翠(みどり)の月が僕を狂わせる 繰り返し続く塹壕戦(ざんごうせん) 手には鋭利なコロネルの槍(ランス)...
元に還す 願う瞳 これは僕が愛しましょう あの日君が流す涙 それも僕が愛しましょう もうダメだと言うの?もっと君を信じさせてよ...