誰かが引いた補助線で切れた身体 もう元には戻らない 切れ端を綺麗な額に押し込めて飾る...
忘れたフリして 淡々と手を動かしている アナクロ等身の...
空に落ちた時は歌うよ 可哀想な誰かを灯して 君に愛されたいから ...
ほんの些細な差異たちが 根を生やして 痛いくらい純な想いたちが...
崩れてゆく瞞しの楽園で 快楽主義に溺れた成れの果ては 嘗てのように疑う事もせず...
浮かんだ言葉が弾けて元に戻る 消えたい僕らは心に傷を作る どうしてつらいの理由だけわからないの...
もしも触れたものが全て いつか消える運命ならば どこに真実はあるの 満たされた泉の...
実に下らない 虚仮な"I LOVE YOU" 下手な唄にかけるオートチューン 媚び売りフェイクショー そりゃ無稽でしょ...
学校を休んだ だけど朝 制服に袖を通した 礼服を纏った両親の顔はぼやけてた 広がる快晴な空と心地の良い風が嫌味だと感じた...
僕を囲む線が世界を閉じ込めていく 誰かのために終わる僕は いつまで息ができる？...