艶やか 蝶の翅 ひらりひらり 手招きのよう 煙燻らせて「君をずっと待っていたよ」 月に照らされて 奥へと誘うアラベスク この手に触れて さあ はじまる楽園の饗宴...
爪先から手を溶かして 瞳の奥 鍵をかけて 呼吸落として 鼓動溶かして 瞳の奥 鍵をかけて...
ラララ… とろけていく世界に身を任せてゆらり 夜が終わるまではこのままでいたいの ２次元のストロボ ハイハットみたいに鋭く...
幸せなはずの結末を あたしが望んだ夜に 幾万の誰かも愛を誓う...
月に導かれ 蝶が妖しく飛び交う 今宵こそは金色の夢 麗しき悦楽の中へ…！...
胸のピストル鳴らして やけに鼓動がジャマする 落ち着いてられない そんな事情 解きかけの方程式 次の扉を開いて 行かなきゃダメな時があるよね...
泳ぐ理想 夢の中 一体どれだけ 蛹は此処で孵化を待つ 羽ばたいた若い背中...
最底辺の生態に 冷めた言葉を並べて 安全すぎる毎日に...
恋愛戦国 乱世の 喰うか喰われるかの宴 琥珀の 月が笑う 絶対支配か奴隷か 百戦錬磨の戯れ ...
吐出して憶えた快楽と痛覚を往往にして 取留無い閑談の暗号で始まる サイエンスフィクション...