割れた鏡に映る姿が 君を君らしくとても曲がったまま 昨日見た風景と...
闇の中で舞い上がる蝶 彷徨い続けたこの街 行き場を無くした私 流れ流れ流れ行き 歌舞伎町に辿り着いた あぁ…これから どんな人生待ってる...
今日も光灯る夜の世界 渇いたグラスが並べられる 色仕掛けたっぷりドレス纏い 誘惑のメールで餌をばらまく...
ズキズキしている このこの胸の奥 想いはいつでも 無常にすれ違い 指の隙間を砂のように...
叶わぬ恋の感情に 振り回されて 傷つけ合っても 慈悲深き愛の女神よ...
月明かり ひらひらと 舞ふ蝶のあはれよ 休む葉も すゝる蜜もなく 落つるかばね 時明かり 雪は川 朝露に消ぬべく 日は巡り 死は生に 廻る廻る彼方...
前髪かすめた つむじ風 選ばれし運命 動き出す 飾りじゃないのよ あたしたち なんだってやれる信じてる...
蝶よ花よと急ぐ我が心をば 君ぞ知りける 寒椿凛々しくも咲く...
そう、生まれ落ちて 遥か彼方 夢見た理想郷 そう、時は巡って...
手のひらに 夏のかけら カタカタ揺れて こぼれ落ちた 頬なぞる 私の指...