宇宙に ばらまかれた 光たちに尋ねてみた 「あなたに与えられた 輝きは何色かしら」 いつか母に教えられた 失った色が見えるという...
静かに降り注ぐ 雨粒のきらめき 夢遊病みたいに彷徨う ばかばかしい妄想...
無くした物語 探して 彷徨う 色褪せた夢の中 明日は 何処へ向かえばいいの 知らない 砂漠の中を歩く...
虹から色が消えた朝方 迷子になって君を捜して歩いた いつでも傍には色が有ったの 錆びてきた苦しみ もう何も無い...
雨降りの外 涙のように 窓を流れる ひとしずく 街を見つめて そっとため息 胸の奥底 少し痛い...
春のあかつき夏星と踊り 秋の夕とまどい冬を渡る鳥 届かない場所だからこそ目指す...
あっけなく通り過ぎた 夏の終わりの雨 空に手をかざしても 届かない光の渦...
朝の光を受け止め 鮮やかな虹が 輝き始めた空へと 高く両手を広げて 眩しい日差しを感じて 歩いて行くんだ...
意味も無いノイズを繰り返していた あの頃の歌姫にバイバイ 褪せた景色の中何処からか...
(動画から書き起こし) 空 雲 流れる風の音 きこえますか 冷たい 窓ガラス開けて 直に感じて...