沈むこの王国、深い海の底 愚かな災いはこの国を壊したまま ”どうか未来は────” 上を見上げれば そこに泳ぐ深海の魚達...
止まんない目眩 絡まってしまった容態？ 次第に狂って這い蹲って...
海はキラキラ輝いて 私の心を連れて行く 幾重に響く波の声 蒼に憧れて星が泳ぐ空に向かう...
ぽつんと降ってく今日の色 少し寂しい藍の味 どこに僕は僕を誘うの...
体たらくに減点 傷んだ実はほっぽっておこう その代わり種だけ蒔いた...
春 夏 秋 冬 四季巡る 恋囁く 描いた未来 手に手をとって...
揺らす風は月を隠してく 撫でた貴方の頬は 未だ、こんなにも―...
三面鏡に映せ ありのままを 紅の襦袢（じゅばん） 窓から零るる月 潜む声 追えど触れられぬ この手を雨で濡らした...
晴れ 空 網膜 瞬き 虹彩 拡散 虹 果て 君を呼ぶ声が 響いてる...
終わらない夢中で 白濁の天へ昇る 果てもない螺旋で 君を追い 闇掃う路 迫る 黒い陰の足取りと 優しい光 纏って行くひとの 懐かしい背中...