この声は誰のものだろう 天使のような 悪魔のような 命のような 過ちのような 傷つくほどに何故響くの...
錆び付く雨が降り注ぐ 未来を奪ってく 誰かの為とつぶやいて悪魔に跪く 繰り返してゆくだろう 終わることなき闇...
水面に 浮かぶ月 ただただ 揺れながら 見上げていた 漂う 思い出...
赤く濡れた指先でサイは振られ 宇宙(ソラ)へ落ちてゆく 深く深く 二度と帰れない闇の彼方へ 加速してゆく ラストシーンは...
このダイナマイトみたいな悲しみを また高性能な知能が邪魔をして アンドロイドのように全自動で笑うんだ ちっぽけな宇宙の片隅で...
絶望は甘い罠 鎖されたその扉 心が戦場だから誰にも救えない ゼンマイの心臓が運命に操られ ブリキの兵隊達は殺戮を始める...