木漏れ日の中に佇む 大きな切り株の上 まぶたを閉じて眠る 季節外れの天使...
時に咲く花の散るが如くに 人の世は移ろいながらも繰り返す 夢か現か知らない運命の 花は風に吹かれて何時かに散るらむ...
冷めた尾根の隙間に 虫の声が響く 寂然とした風を かすめるように 綺麗な星が見たいと 私に語った夜 あなたは何も言わずに 旅に出ました...
砂を噛んで 小さくナイフを 抱えて 青く残る 根元が千切れそうな灯台で...
(イタリック体は字幕表示) 遠い明日の果てに ヒトは大地を創りたがった 最後の民が生きる“大地”の存続のため...
雨上がり 静かに 木の葉 伝う 夜露 かすかな光の束...