点滅 まばゆい信号 目に焼きついて 暗闇の中だけに 浮かぶ君のシルエット...
気がつけば空は遠くて 大切なものを見失って 悲しみに暮れた君のことを 失いたくないと抱き寄せて 辿ってきた日々の全て 苦しいほどに愛しい思い出...
響いたメロディが始まりを告げて 終わり無い夢を描くよ 見上げた空に映った虹...
夜空きらめいた月に 息をすることさえ忘れ 心奪われた そんなことがただ愛しくて 波の底 ゆらめく月の中に満ちた想い 深い夜に浮かぶ二人 微かな気配...
茜色に染まったこの部屋で 幾度も刻んだ時計の音が どうして こんなにも 胸を刺すのだろう...
雨上がりの街並みがほら 空の色に溶け込んでゆくよ 綺麗だね 今日が始まる場所を 探しにゆこうと言ったのは...
お互いの姿求めて 遠回り繰り返して 気づけばひとりぼっちが 当たり前になった 紡ぎ出す祈る言葉に 意味などないのだけど...
途切れがちな木漏れ日がゆらめいて窓を差す 眠るあたしの瞼に無防備な色映す ふと呼び覚ます思い出 それはあまりに甘く...
いつかの君はもう見えない とっくに走りだしてしまった やけに大きな三日月の影 誘われて迷い込む この世はなんて不思議なもので 幸・不幸振りかざすから...
夕日に溶け込む空に冷たい空気が刺さる 呟いて確かめ合った温もりも吸い込まれて 何が見えていたのだろう 想い出に映えてる僕たちは...