いつか声は藍に隠れた 今日もきっと何も見えない きっと誰か息をしていた...
それでも毎日は変わらず、君を残して僕は廻る。 盲目の烏がこの街を、黒く黒く塗り潰してゆく。 小説に閉じた花が咲く、朝食を残した君は何処。 ピアノの響く部屋で僕ら、此処から何が見える。...
ねえ、僕らどうしようもないね くだんない愛で泪を涸らしては 消えてしまいそうな夜を何度も過ごした...
白く輝いて見えた 後ろ姿、結いた髪 震えた肩は狭くなる 薬指 覗かせた小さい宝石は...
明日の色が わからないのは どんな色も 似合うからだと思う でも透き通る日々に 色をつけるなら...
声を出して 確かめて 話さなきゃわかんない ダメダメよ！...
ねえ聴いて、僕の声を、誰でもいいから、 まあ、目の前には誰もいないんだけど、 ねえ聞いて、僕の話、楽しいことがあったの、...
そんな気持ちで 軽い気持ちで 好きになったアンタの負け...
紡がれてゆく音花束になって届け 時が経つのをただ眺めるだけで飽き足らないなら その手でミライの扉を開いて新たな世界へと...
数え切れず身にしまう度に、思い出すの笑顔の姿を 会いに行く勇気さえなくて、後悔が生まれてしまうの 目を閉じて空を見上げる君 向こう側の景色を見てるの？ ...