テレビの上の日めくりカレンダー 思い出の数だけ厚さ 消えていくよゴミ箱の中 最初の最初 始めましての日は...
突然の大雨に降られ 自転車で駆け抜けた下り坂 あの頃の夏 ジリジリとうだるような暑ささえ 最高のシチュエーションだった...
夕焼け染まる足跡 砂に足とられて歩いた 遠回りして スーパーの買い物袋振り回して はしゃいでる君をいつも見ていた いつか東京に行くんだと夢を語るけど なぜか胸にぽっかりと開いた穴が隠せなくて歩きだす...
二人を乗せて 走る自転車 どこまでも越えてく あなたのことが 好きよ...
わたしたちは働く少女 働く少女 毎朝毎晩新聞配る 新聞配る 朝早くまだ夜の闇が瞬く頃から 夕方はたそがれ...
青あざが 消えないのよ もうずいぶん経っているのにね 体にも心にも やるせない痕が残るばかり...
いつだって願うばかり 何回も思うばかり つまづいて 転んでばかり 人生は進むけれど いろいろあるんだけど ましてや 違う体だけど...
忘れていた目を閉じて 取り戻せ恋のうた 青空に隠れている 手を伸ばしてもう一度 忘れないですぐそばに 僕がいるいつの日も 星空を眺めている 一人きりの夜明けも...
黄昏に流れ出した 制服の群れに 逆らうよに 自転車の ペダル 思いきり踏んだ...
ふしぎな 夢のなかで おしゃべりな あの子が 走ってるよ 自転車で ずっとみていたら 空のうえまで...