真っ赤なテレビをひろった 自転車に乗せて帰った それは少しだけあたたかい夜だった 昨日はタンスをひろった...
「突然だけど明日僕は この街をさらなきゃいけない 君と離れたくなんかないのに 大きな力に引き裂かれてしまう...
君の街まであと五分 自転車のライトが しらばっくれてる道達を 照らしている 一度大きく見渡して 歌を歌おう...
自転車こいでひたすら走る 初めて出会う街 目指して 夏の終わり すずしくなった朝が けだるい日常を運んでくる...
さかさまに さかさまに わたしの人生は 返って行く 墓場から ゆりかごまで...
超光速になりたい アタシ 超光速になりたい アタシ 超高層ビル飛び越え 街を超平和にする アタシの自転車 ダメな超低速の自転車 だけど...
乗れるようになったばかりの 自転車こいで かごいっぱい麦チョコ 安定感 かけらもない...
雨がやんで 空をかける ひゅるひゅる飛んで いくよ...
長雨が多分陽を忘れさせては ただ 天の雲を見た 今無駄に広い空...
ねえ聴いて、僕の声を、誰でもいいから、 まあ、目の前には誰もいないんだけど、 ねえ聞いて、僕の話、楽しいことがあったの、...