逃げ場所さえ捜さず 他に生きる術も知らない 生まれつきの恐さ知らずの聖闘士(セイント)なら せめて愛の為に闘うさ...
血ぬられた運命(さだめ)に哭いた夜もある 憎しみと怒りに燃えた日々もある 人寄せぬ地獄の島に 人知れず咲いた花ひとつ...
きらめく星座が おまえを呼んでる それは選ばれた 戦士の証 ギリシャ神話のように まぶしい聖衣 まとって...
果てぬ宇宙を流れ星が 振り返らずに闇へ向かう ああ 君も今 命を散らすまで進むのか? 届け祈り 空の奥へ...
傷ついて抗えど届かない叫びを 胸に宿る音階で世界へ解き放て 色褪せた朧月が 最果てに墜ちていく前に 確かな鼓動で息衝いた 闇が蠢くMidnight 凍てついた夜を溶かす 幾千の奇跡が 嗚呼 輪郭描くMoonlight 燃え上がる未来へ...
ひらひらと舞い降りる 闇の中目醒める 愛を想う ひとつだけゆずれぬ願い 大空に腕を伸ばし 遠き日のぬくもりをまだ覚えてる 強く求めし心...
いつか僕らは胸の痛み 愛に変えて行けるかな さぁ涙を拭いて 歩き始めよう...
散らばる運命の糸たぐり寄せて あの空の星座へ届くまで 開かれる扉の向こうへと 導かれるまま進んでゆけ...
どんな気持ちでいても 見つからない記憶のかけら それは過ぎていく 時の中に紛れ 大切な言葉さえ見失って戸惑うたび 優しく手を引いてくれた...
見あげる空にMoonlight 風がぬくもり飛ばしてく さよなら つぶやきは 声にならないの...