溜息に融け込んだ アナクロめいた十の指と 贅沢に混ぜ込んだ 自由に泣いた少女は言った 「虫の音よ絶えゆくなよ」 一鳴き応え窓の縁 月の端も暈かす憂世に 踊る人影...
囁く風の声(ネ)の旋律(シラベ) 時雨(シグレ)の心を攫(サラ)い過ぐ 透かした紺碧の空は 桔梗色に変わるの 移ろう幻は 赫焉(カクエン)として出(イ)づ 寄り添える追憶と共に巡らせ...
もう、着いたのね 正面あたりで待ってるわ ええ、楽しみよ...
高天原に神留まり坐す 皇が親 神漏岐 神漏美の命もちて 八百万の神たちを...
月を見ながら 跳ねてみたけど とどかないので 考えてる かぐや姫様 月に帰れる...
アイス 入道雲 プール 海 水着 日焼け 風鈴 夕立ち ずぶ濡れ 蚊取り線香 花火 火薬の匂い...
解雇っ!?首切りですかっ!? Dancing in the night この世界で 使いにくい俺は 用済みですか…?...
起きてすぐに 朝からケーキうまうま 少しぽっちゃり 気づいたら食べちゃう 甘いお菓子たちに包まれるのなら ちょっと 乙女になる...
あたまポフポフしてよ あなたの袖をつかみ ピコピコしたらなでて ゴロゴロしたいの...
部活が終わり 靴紐を締め 飛び出して行く わたしにしかできないことがある 頼られると嬉しくて 笑顔になる できる限りの力になりたいよ...