鏡音リン 結月ゆかり ハモり 選んだ言葉さえ 死んでいくばかりで、もう...
「マイクチェック。これより、校内放送を始めます。みなさん今日もお元気でしょうか。少し風が強いですが、よい天気です。外に出て遊びましょう。連絡です。明日は朝礼があります。遅れずに集まりましょう。図書委員会より、期限を過ぎた図書はなるべく早く返却してください。理科室に筆箱の忘れ物がありました。職員室で保管しています。心当たりのある生徒は取りに来てください。授業の準備はできていますか。夜を越える準備は。めくり続ける教科書の速度に日々が追い付いていないと思う人は、いますぐに火をつけましょう。席を立ちましょう。つくりものの歌が街にあふれて、私たちは夢を見ることを覚えてしまった。屋上の空中散歩。試験管。ひかり。もういない人にささげる歌ばかり聴くことが、そんなに楽しいのですか。切り取られた現在が何十枚にも焼き増しされて、放置されている。教室。教室。教室。教室。教室。廊下。引き延ばされたレコード。仮置きされた日常の上をずっと歩き続けている。晴天。割れる風船。次の授業には遅刻しないように。それではみなさんごきげんよう。以上、校内放送。担当は私、結月ゆかりがお送りしました。」...
最期に咲いたあの花は真上を向いた向日葵 季節を忘れた地球が無理して咲かせた一輪 ガラクタしかないのに猫はにゃーにゃーうーふぎゃーと鳴いた 雨は降って地上に恋した...
かわいい耳の付いてるし (イエイエ エキスのこんぶだし) 月のウサギがわたしなの (イヤイヤ ふりかけ【ゆかり梅】)...
貧富の是正が叫ばれる世に 胸囲の格差は無視される 機能に違いは無いからだと? 巫山戯(ふざけ)た事を抜かしやがる...
夜を歩く夢を見た 私は一人 歌を歌いながら 星は薄い紫...
1. 序 この文章が読まれている今、あなたは何をしているだろう。私は自分の部屋にこもり、画面に向かって文字を入力し続けている。この映像と時間に、大きな意味はない。だが、音楽を流してしまうとたちまち、全てが台無しになってしまうような恐怖に駆られてもいる。だからこの時間は、静寂のみが続いている。無理難題を私は画面の向こうの僅か数十センチの先にいるあなたに問いかけるのかもしれないが、どうかこの言葉を最後まで聞き取ってほしい。これから私は、自分がどうしてこのようなものを作ろうとしたのかそを話していきたい。 2. 私たちはどうして、自分自身の声を捧げているのか...
頻脈が狂しくなって瞼を施錠ざす 感情が混乱った 不純った暮に太陰はない...
君もShall we dance? シャイなんて関係ない 踏み出せば誰でもシンデレラボーイ 君とDance night! 男子もいいじゃない...