波の音の夢を見よう 雨ほどの潤いを 生まれようもう一度 無くせどもないけれど 幸せの夢を見よう 月を報る 位相が号く...
夕立呷り朱染まる市街がぐでんぐでんと夜を吐いて 鬼灯みたいな飛行船団が寝入りばな君を誘った 左手すり抜けたペーパーバックは溺れたように宙を舞って...
掟に背いた火の星が 私の寝所へと舞い降りた その名を問うと唇を震わせて...
miseley iya-ha-eh san affara "祈れよ神に 光あれ" li la lalilei ya lie ya! miseley iya-ha-eh lie ya!...
煤煙燻る夜汽車につゆ揺られて、辿り着いたは無人境 憂き身に独り沈む私をもっと寂しがらせよ閑古鳥 繙き、読み解きまた繰る頁...
ボクはもう 何処にも行けない 終(つい)える その時を恐れ 見送って?幸せな気持ちのまま あの恒星(ほし)が瞬くまで...
廃墟となったマンションに 紛れ込んだ者がいた ・・・誰一人として帰ってこなかったそうな 「欲にまみれたクズ共(にんげん)は どうにも阿呆が多い」と 腐ったゴミ溜め、路地裏 黒猫が言う...
姿形の無き声 迷い子は己の意義のため 我を欺き 時を待つ 想う言葉は無明に 高らかな願いは帰らない...
(サッ) イトマノ世界ニ呼バレ 脳味噌溶ケテイッタ 退屈ノ巣窟ヘ マタ一人 落チテッタ...
圧縮 分割 解凍 解析 ドット ビット 並べ 配列 感情 実行 半角 全角 画面が滲む 氷の 粒子...