ひらり ひらり 枯れ葉が増える 今季節の流れに添って ぽつり ぽつり 吐く息白く 寒い風が吹いてゆく ゆらり ゆらり 役目を終えた 木々たちの豊かな紅葉 壱つ 弐つ 今舞い落ちる 季節に終りを告げる...
ふらり彷徨って煩う、 午前12時の深山に、 斯かる 咲かず 想う 日暮らす、...
例えば、慰めと知って消えるのなら、意味を無くすのだろう。 並べられた点を忌じなる獲で、美麗な"称"を辞すのでした。 後続と所以の手で外しずらす為の、隅を揺らす様並べ謳った。...
昨日、桃源郷を見ていた それは美しくて 儚くて 気がつけば僕は目覚めていた...
君が乳飲み子の頃からさ ずっとそばにいたんだよ もうひとりの子は神かくし 影も形もない...
舞い落ちる粉雪が 山の背を白く染める 寂れた村の あばら家で 二人、身を寄せ合う 冬の夜...
紅葉が吹き荒れ最期を彩る 彼岸の花々視界を遮り 貴女に遺すよ最期の恋歌...
別れの季節に歩み寄る日々 懐かし思い出に涙の跡 黄昏の陽を背に向け 夢を見ていたあの日々を...
だいたい全部君のせいだ 最愛の秋はもう来ない 大概の思い出には...