Rainy day いつも雨に濡れた頬で 笑うことができたら...
ああ もう何にもないよ 少しも良くはないよ なあ 何処へ行くか話そうか...
ふわふわ浮かんで見下ろす街並み 常しえに咲く春 果実色したフィエスタ...
花咲く森の道、クマさんに出会った 感情その1 私は一体どうしてしまったのでしょうか!?...
ああ 酷く混んだ交差点ですれ違う 喫茶店の話かけられない遠い席で 栞はさむポプリさん...
冷めた紅茶はテーブルに残されたまま 憂鬱な夕暮れ 持て余す時間 いつまでここに置いておくのかしら? いらない そんなのいらない...
三月うさぎ 迷い込む森 イバラの路地 12時の鐘 響く悲鳴に 踊り出した マリオネット...
窓越しに見える あなたは笑ったようだ 知らない表情で 唇に紅茶を 滲ませた 一切の感情が 全て息をとめたようだ 隣にいる人は一体誰なの? ねぇ?...
「おはよう」これで何度目だろう 砂糖をいつもより多めに溶かしてさ 最初で最後の感情を一緒にくるくる混ぜていた...
甘い電子の街に降り出した雨を横目に紅茶飲んでるの 嵐平気よ仮に剥き出しな屋根を転げても海に届くものね 赤いベンチの先に降り立った彼を望みに夜は更けてくの...