耽美なる旋律を強く乞う乙女 奴隷ども使役して至高なる楽譜探し 行き着くは恍惚と快楽の十字...
急にどうしたの 会いたいなんて 真面目な顔して いつものフェイク? うつ向いてないで ねえ 何かしゃべってよ 時計の音だけが 部屋に鳴り響く...
最後の紅茶にしてしまおうか 二度と帰って来ませんように セブンティーン風味の フレイバーさよなら...
こちらは快晴です ラジオが歌いだすカンツォーネ まぁ知らないけどね...
RAINBOW 走馬燈 高速高速 MEMORY 揺れ続ける 思い思い思い思い思い思い思い思い思い...
頬を撫でる風の中で 街は雨の音色に耳を澄ませてる 目に映る景色はまだ 過ぎた日を残しながら...
遠い下弦の月光 きみを迷宮へ誘う 針がひとつになる前に 深い闇の底へと 百合がけぶる秘密の園 足音さえも消えゆく...
退屈な日曜日 午前9時 楽しいことはないかな 眠たいな 起きかけの目をこする あくびして 頭の中はまだまだ 準備中...
ポットの紅茶の香り やさしく広がる 街路樹 冬空 落ち葉が踊っている 読みかけ 古い小説 ページを閉じたの ストーブ ケトルのお湯が少ないかしら...
(赤=MEIKO、青=KAITO、黒=二人) 朝の日差しが カーテン越しに 差し込んでくる頃 貴方の淹れる 珈琲の香りで 目を覚ますの 温もり残る ベッドの中で あともう少しだけ...