どっかにあるかな? 僕が「始まる」そんなオープニング この世に生まれて もう十何年で...
自分のためだって あなたのためだって 私が決めるの 別にいいじゃん 現実だけでも 空想だけでも...
小さな四畳半 僕の机の上 薄っぺら画面の 中に君がいた...
鏡音リン・鏡音レン 閉ざされた箱庭の園で ひとりの少女が...
転がった 空っぽの箱庭(コンテナ) 切り取った ボクらを陳列棚へ 雑然としている ただキミを待ってる...
滅びゆくIOの箱庭 私は還る 大樹の根に 紅く燃ゆ黄昏が 今...
ビッグバンのホコリの中から 僕は生まれた 幾ばくかの大気の中から 君も生まれた...
震える指先が 静かに離れていく 言葉はなくて だけど分かっていた あなたを失うこと うつろいゆく季節に うつろうあなたに 気づかぬふりで 寄り添っていたけど 雪融けの音がする...
何気ない物語の主人公でも 自分に重ねてページめくる 全ての出来事が胸の中深くに 心えぐるよう突き刺さっていく...
泣いている今日も一人 届かない空を見上げてる 移りゆく季節の中 僕はどこにも行けないまま...