愛は嫌いなんだ 君を一人残し 風と雨に晒(さら)したくはないから 午前四時、丘の上...
鼓動が急かす闇 成行きの世界の中で 曖昧な境界線に 甘えた雑踏の息遣い孤独 笑う為に生きるのか 生きる為に笑うのか...
頬を過ぎる潮風 君は黙ってるだけ 本当はその横顔 触れてみたいのに 口づけた気がしてた あれはそう、夢の中 現実の境界を 風がさらう...
不幸でもない 苦しくもない たまに何のために生きてんだろうなって思う...
朝靄を幽か纏った太陽 街が目覚めてまた動き出して仕舞う 私だけが取り残されたようだな...
今君だけが識る“アイより強いコトバ”で 心に触れて 記憶の中で響くあの日の約束 限られた僅かな時間で残す 終わる事のない確かなうたを...
幼い時に耳にした 不思議で奇妙な物語を 偽りだと笑っていた...
白む空清らか キンとする朝の冷たさ 動き出す午前五時 確かに何かが変わる ノイズ走る画面(ディスプレイ) 妙に冴えわたる脳髄 全てがマヤカシなら 本当に よかったのにさ...
白くため息をついた ミルクを撒いた年月 あふれる光の川に...
空の紡ぐ朝日をたたえ 誰かが歓喜を記す 時の回す季節をなげき 誰かが憂いを綴る...