暗闇に落とされた鼓動は 手探りで愛を探してきた 何処にでもあると思っていた 抱きしめて 受け容れて...
気づいた時にはもう 胸が苦しくて 君に沈んでいくような感じがした 素直になれないときは...
手を引かれ歩いた砂浜、夕焼け色に染まる波 あの日の約束は今でも僕の胸の中にしまっていて 君の声が水面にゆれ 僕の胸にだけ響く...
ただ揺れる波の色は青く 遠く注ぐ光静寂に沈みゆく 明日はもう来ないと知っていた 叶わぬ願いだった...
いつからだっけ 気が付いたらもう あなたのことばかりを ねぇ 考えてたよ 昨日聴いた曲 私を廻(めぐ)って...
幼い頃から 君の事追いかけて 夜になるまで 走り続けた日々を 思い出す もう手は届かない...
終わりの来ない夜は 独り膝を抱えて 窓の向こうの闇に 遠く思いが巡る...
雨降り 走ってきた君の家 濡れた手で探す合鍵 君待って 窓から見えた...
何度もひざ掠って やっと一歩だ 君は笑って バカにして カミサマがいるのなら いじわるだよな ちっとも上手く歩けないや...
まるで映画のヒロインみたいな 出会い夢見る年は過ぎた 繰り返したさよならの数は...