水滴 こぼれて 想いが 散らかりそう。 雨音 ゆれたら 廻るよ 走馬灯。 静寂 とぎれて 声まで 奪われそう。 心臓 ざわつき 遠くは 夢行灯。...
硝子越しに繰り返す声を 遠くで見つめ続ける月と 目を背けたくなる様な現実が また僕の背中越しに否定する...
もう開いている扉の向こう側に広がる景色を見つめている まだしがみつく咎の意識さえ戸惑わずに連れて行けるなら それでも無常に幕はまた開かれた...
肌に刺さる風に身体を預けて やがて巡る 暖かな朝を待ったね 胸に秘めた感情に想い馳せて...
「約束交わしたこの場所で 君はどれくらい待っていたの?」 姿無き声を手繰る度 終わりをいつでも見せつける 「そしてまた僕を置き去りに 飛び立つその日を待っているの?」...
悲しい季節は過ぎたね 雨が止んだんだ 胸はまだ痛むけれど 歩き出せるから 優しい歌は聞こえない 風が強すぎて...