涙で前が見えなくなるほど泣いた 心を抱えて 背中を丸めて 泣き疲れて眠れる夜は幸せだ...
あの時もこんな空だったかな 遠い記憶 また会えたねって 語りかけるような 顔をしてる 行き先も言わずに 携帯の電源も止めて 私の行方を知る人は 誰もいない...
彩りの壊れた世界の中で まだ幼い眼窩(がんか)に刺した 一輪の赤い薔薇 揺蕩(たゆた)うこの痛みも 静を隠す眩暈(めまい)も 歪んだこの絶望も あなたは消してくれた...
孤独な魂もつ あなたの見せる憂いと すれ違いぎわ残る 香しさに息をのむ...
そっと目をとじて Hear the wind 本当のキミにもどれる かもしれない...
此処は永遠の楽園 回想と幻想が まぐわいあう揺り籠 命でさえも 幻想曲(ファンタジア)に溶ける.........
ちょっと待ってよ ダーリン! ねえちょっと待ってよ! 何がキミをそうさせるの 街中を騒がせる王子様 さあ お召し替えを! 衣服は人を作るもの 昔誰かが言ったこと...
真夜中 独りで目を覚ました 三日月は涙に濡れて 夢の中で思い出す 生まれ変わる前の愛しき日々を…...
降り立った駅は 日差し無い旅の寂然 僕と同じ 朽ちた木が 川の岸で見ていた 枯葉一枚つなぎとめるのが精一杯の 僕の小さなプライドを 君は 支えてくれたね...