赤と黒と白だけを見てた ふいに世界は色を失って 低く響く絶望の音が全部壊してく 人が望み 人が手に入れた...
華と散る夜話 唐衣召す たまゆらの 伽羅 ひたひたと...
虚像の楽園の果ての 深い 深い大地の底で ただ独り 祈りの歌を...
終焉の大地の果て 残された子らは 頼りなく小さな手を重ねて 健やかなる時も 病める時も ただ信じて……...
祝福の光が灯る街に 鐘の音ときらめく星は歌う 銀雪の祝祭を飾り...
赤き衣を纏う太陽が 空を飲み込んで 草木は枯れ 命は乾き、死に絶えていく 雨神よ どうか、慈悲の雨をお恵みください 祈る巫女は その身を捧げ贄となった...
あなたの悩みを 知りたくて 私は土足で 踏み込んだ あなたは汚れて 怒鳴りつけ...
赤いお靴 並んで はいて 歌おうよ 踊ろうよ ガウルと輪になって 迷子の子守唄 太古のグゼノー唄...