掠れた声 響くベッド 染み付く汗 唸るヒーター 飲み込めない 愛の印を うつろな目で 吐き出す...
螺旋に歪(ゆが)む街の 黄昏佇(たたず)む 静寂(しじま)に響く鐘の音に あゝ さんざめく胸 諭され羽ばたかされ 摂理を負わされ...
掴みたい 掴みたい 遥か彼方 光るスピカ 願うほど 探すほど 突き放す希望 躓いて 傷ついて でもやめたくない...
儚い光だったね 誰が笑ったって 僕には届かないから 冷たい空気の中で 夜に飲み込まれて行く 記憶の欠片...
触れた あなたの指先 感じる はずでしょう ねえ 波のよう 満ち干く...
君と出逢えた奇跡はずっと この胸に刻まれるから 白く残る足跡が 道しるべ あの日からずっと笑いあって 飽きるくらい傍にいたね...
君と出逢えた奇跡はずっと この胸に刻まれるから 白く残る足跡が 道しるべ あの日からずっと笑いあって 飽きるくらい傍にいたね...
マーマレードの空仰いで とけていく魚は蜂になったから やわらかな秒針は やわらかな時を刻んでいく...
暗闇の海に 映る かけてる月 記憶の砂が 時を刻む 遠く向こう 離れた朝 見えなくて...