変わらないね 少年の瞳で 笑いかけるから 今日も私 何も言えないのよ 「気づかないで」 いいえ本当は「気づいて」 あの頃とは ちがうこの思い あなたに...
眩しい太陽の向こうへと 駆け足で夏が過ぎてゆく 笑い声に包まれて 最高の想い出に会える...
あなたの代わりなんて居ないから 手のひらで掴んだ跡 内緒にしてね...
わたし少女 魔法少女 ちょっと待って そっと触れて 胸の奥の秘密...
春の夜の夢の 浮橋途絶えして（はるのよのゆめの うきはしとだえして） 月影こぼれ桜 雪のように積もる（つきかげこぼれざくら ゆきのようにつもる） 静けき光の 中に佇んでいる（しずけきひかりの なかにたたずんでいる）...
宇宙には あまたの星があるけど わたしには あなたしかもう見えない 引力で 引きつけられ 拒否られても 月の裏側で全力キックターン...
欠ける月 水際に寄り添う花に問う 森の声 轟々と さざめく宵がかり ああ あの人の帰りを待った愛し子があるなら...
出歩く夜の端（はじ） 行き場の無い影を追って 暗（やみ）に頼る感情 近づく朝怯えて 同じ不安をまたすり合わせて ごまかしても ほんの少し満たされては 無常な朝迎えて...
君が笑ってくれるから 僕もつられて笑った まっすぐなその瞳に...
きっと私はいつでも独り そんなことは分かりきってるの だからいつも空ばかり見てる...