そこに何があるとしても 未開の領域へ きみと 短い夢を見てた いま あれはきみの背中...
もう、戻れない あの日々を恋焦がれても もう一つだけ 残された道があるとしたら...
最後の一頁 一緒に迎えられたら 優しい明かりが 差し込むでしょう...
降り積む 風花を 肩を並べ 眺めてる 手を伸ばせば 届く距離を もどかしく思う...
踊り疲れ 眠る空 やがて朽ちる 桜木の 舞い落ちる花弁(はなびら)の 行方辿れば...
ヌルイ雨 傘はいらぬ 宵は更けゆき 傷跡が疼く 霧雲運ぶ 仄白い香りは 乱世に咲いた 狂おしい華...
途(みち)に迷い 時に躊躇い 動けずいたけど 僕の背中を 押してくれたね...
夏の残り雨に 駅まで走ってった君のうしろ姿 半袖の制服 慌てて追いかけた まつげに水玉はじけて 世界中の優しいもの 美しい色を知ってた でも世界は知らなかった あの頃...
独りでいいと呟いた とある世界の中心で 時計の針を折り曲げて 瞳閉じてた...
絡まった運命も 変えて行けるから 総てはこの手の中に在る! 誰にも負けない能力(チカラ)が...