青いリボンをつけて 天使のブローチ添えたら 素顔隠す キミの心 そっと奪いにゆくよ まだあなたの温もりの残るマフラー...
太陽が少し傾いたら 秘密のお茶会始めましょう おろしたてのティーカップ使い...
街はずれの小さな港 一人たたずむ少年 この海に昔からある ひそかな言い伝え 「願いを書いた羊皮紙を」 「小瓶に入れて」...
霞の中 時計の音が聞こえたなら それはきっとオルロージュの...
玉袋を蚊に刺された 右の玉の裏を 人前では恥ずかしくて...
さあ共に踊り始めましょう 不器用なダンスを 月の下 客人が集う...
今夜も彼女は願い胸に 星に手を伸ばす 親に捨てられた僕らは...
アー 成功者は愛せない 何も見えない見えてない 全然誰も知らない ただ古参の美学 同業者の潰し合い 何も見えない見えてない...
一閃 見えば影もまた幽冥 瞑する程に落ちて 過ぎる消光 寄る辺は戒定慧 一瞬 解けば費やすは有限 縁も振りほどいて...
帰り方を探した 触れるたび 変わる色見せて 水と傘を尋ねた 袖に振る 終わりなど告げて 知らないふりでサヨナラ いつものこと 慣れてる 滑り落ちた症状に まだしがみついてる...