ある日それは僕を呼んだ なにも知らずに僕を呼んだ 吸いこんだ酸素のやり場がなくて...
水底（うみ）の中こだまする。あどけない囁きを。 「ほしとほし、よりそって」 「よるのとばり、火は落ちて。」...
「もういいや。」って呟いた 誰かは、ぱっ。と落ちてった 「もういいかい。」で駆け出した 天秤なんてぶっ壊せ。 「もういいの？」って引き摺った 何も見えない箱の中...
底抜けに明るい先輩 あんたの目とか食ってみたいって。 スタンダップ、嘆いてる暇なんてねえ やけにラリハイなテンション ダウンロード、夜はもうちょっと長いだぜ！...
いままで、たくさんのひとをすくってきました だれもが、やさしいと。つよいひとだといいました あふれた感情を笑顔で庇ってきました...
さあさ今夜はお祭りだ 御駄賃はしっかりもらったかい？ キャンディしっかとにぎりしめ...
不条理抱えて走り出す妄想 自我崩壊虚ろな月明かり 夢にまで見たアイを引きちぎって...
「ねえ ねえ パパ あれをちょうだい」 「ねえ ねえ ママ これもほしいな」 「ねえ ねえ それもくれるよね」 宝物に守られていた僕の部屋...
こころにあいた穴が 焦がれて、痛むんだ。 どんなに枯らしたって うめられやしないんだ...
たとえば、こんな世界がお菓子なことになってさ なんでものみこめたらさ、甘さも知らないんだろう。 たとえば、そう。きまぐれにすべてを塗り潰してさ...