運命よりも不思議な出逢い 約束よりも確かな明日 遠い場所でみんな生まれたのに 今は同じ夢を信じて追いかけているのね...
勇気は どこから生まれるの? 心の 1番熱い場所で きっと生まれて まぶしく 走り出すよ… 遠回りしちゃう あなたのその生き方は...
静寂の 鎮魂歌(うた)声か お前の影か 残像は 風の如く 裂かれた胸を 吹き抜けた 孤独(さみしさ)の 捨て場所など お前には 何処にもなかった...
紅い涙 流す女が 居ると言う どんな恋に 汚(けが)れなき胸 痛めたのか 淡い 幾重の衣 脱がすよりも 心縛る 想い出 ほどきたいね...
風にはぐれた鳥は 鳴いて仲間へと帰る 声を持たない蝶は 告げる想いさえない...
静けさの中の 美しき砂紋(さもん) 一途(ひたす)ら佇む 石の燈籠 乱れることなき その哀しさよ 我身を重ねて しまう...
白い素肌のままあなたの眼を 横切る 夢に誘うけれど乱れることなき 視線 長い爪は 自分を守る ただひとつの棘...
かすかな鳴声(こえ)が 心に触れた イラつく気持ち 飲み込んだ 瓦礫の下に おびえた子猫 小さな命 暖かいね...
清流はしなやかな 水の笛 真白き 滝よ この調べが 涸れ果てても 想いは 涸れずに...
白いシャツのひじのあたり引っ張って こっち向いてと伝えたいけれと あなたいつも歩き方が速すぎて 私 駆け足になってしまう...