心の中がのぞけるなんて思ってない だってそうだろ スイッチなんてないから 分かり合えるとこなんてほんの一部で...
揺らぐアスファルトの上 歩いていく 同じリズムを刻んで 冗談交じりに 少し先の事なんかは忘れて 現在(いま)だけを生きられたら どうだろう...
通りのベンチで遠くから人混みを見てる 誰もが必死で早足で通り過ぎていく オレンジのビー玉揺らしてみても返事はなくて 街中の蛍が哀しい色で輝き出す...
もう何年前の話か 全てが大きく見えた頃 何でもできると思ってた それぞれの道を歩んで いつしか独りにも慣れて どこか空っぽになっていた...