降り頻(しき)る 雪に染められ ひとりきり 緩やかに 絶える言葉に 涙散る 淡い記憶に 惑わされ 風の便りに 宛てどなく...
僕が好きだった映画のヒロインみたいに 言葉も残さないまま去っていった君 いつか終わりが来る事わかっていたけれど さすがにこれはずるいでしょうと呟く...
「もうすぐだね」と 友達の声 三階の窓から 校庭 眺めてた 部活のあとは みんな集まり...
数え切れない鼓動を指折り感じた 伝え切れない想いはそっと胸に隠した 何も考えず全て忘れてしまいたくて...
しとり落ちた涙 夢が消えたよ そうなの？そうだよ ポツリ下る雫 あなたは雨に消えてく...
ねぇ 甘く切ないキスで抱きしめて もう届かぬ愛に 声を嗄らしてる 冷たい涙雨 心を浸してく...
初めて見た君の泣き顔は 悲しいくらい綺麗過ぎたから 僕一人の存在なんかじゃ 足りないくらい君を愛せたら...
うわべの結果 うわべの成り立ち 咀嚼なきまま繋がれる言葉 真実は積もる塵のように...
雨が止むまで歌う きみがまたわらうなら この声が涸れようと...
ねぇ 覚えてるかな あの日みていた夕焼け ベイビー 変わらないもの 夕暮れなずむプリズム...