意味のわからぬテレビを眺めて 終日(ひねもす)眺めて飯食って寝るだけ 今日も一日無事なる良き日さ だけどなんだか涙が出そうさ...
寒空に浮かべた言葉消えて あなたはただ微笑むだけ 何も言わない どうしても抱え込んでしまうから 届かない言葉だけ いつも独りぼっち...
焼け付く砂浜に あなたに寄せる ジェラシーも燃え上がる ギラギラ照りつける 真夏の陽射し 心まで焦がしてく 浮かれきった気持ちも 波のまにまに消える だけどちょっとだけ も一度だけ君を胸に...
淡い木漏れ日の下で また君を思い出してる 涙で滲んだ道は 七色の花が咲く また逢えるのなら 微笑んでほしい...
しとしとと 雨の音 ふわふわと ため息を しくしくと 泣く君を...
涙は宇宙(そら)に降る、君をさがして あの光と出会えそうな夜空を泳ぐよ 狭い部屋、暗闇 閉じ込めた心 不確かな記憶で待っていた...
さよならを告げたあの日から幾つもの季節が過ぎ去った あの日の君の告白は今も忘れられない 小さな頃からいつも隣に咲いていた笑顔に...
あの日あの時あの場所で 始まった想い 終わりが来るとは知らないから ただ流れていった日々 憧れ抱いて見てた 貴方の姿は 雨の滴を煌めかせ 輝いて見えた...
このまま眠るのが怖くて この目を閉じたら消えてしまう そんな気がして眠れないの あなたに逢いたい それだけでいい 雨の音 揺れる気持ち 私の心も流れてしまいそうで...
命の炎はかくもか細く 一陣の風に吹かれて消え去りぬ 長らえし我と去りし者たち...