夏の光と 木々のさざめき 金色の風に恋した 山は蝉時雨 あなたがくれた 彩りの季節...
いけどもいけども辿り着けなくて 傷を抱えながらゆく いくどもいくどもつまづきながら...
ひとりだけで生きていけると思っていた 何も無い日々が過ぎ行くのを見続けた 息を止め 目を閉じて...
想いは儚く消えて 窓辺に咲いて小さなため息に 今にも張り裂けそうな 感情をよそにこの星は回るよ 雲の上のような 僕の手の届かない場所で君はほら 悲しげに立ち尽くすけど 僕には何もできないんだろ...
いつからなのかわからない はじまりなんてきっとない 君はいつもわたしをみて ほら 太陽のようなその笑顔...
かすれる声で描いた言葉は虚しく 抱いた夢の半分も成さずに消えた どうしても無理だと言うのなら 僕を殺して さいしょから...
廃れていた今日も 変わらない愚考も 汚れた感傷も...
握り締めてた 携帯 微かに響く 着信音 硬くなった 指引き剥がし 覗き込んだ 液晶画面...
今 生きることだって 死ぬことだって簡単で 歩む方向も 考え方も様々 誰かが泣いている 明日は笑ってる 一秒の重みなど 呼吸をするくらい...
3度目の夜もおそらく君の胸の扉は開けられない 汚れた愛をくすんだ傷を肌と肌で繋いでも 朱色のボタン外した後に立ち塞がる裸へのcode 隙の無い笑みで隠されたんじゃヒントも掴めない...