森羅万象に世の浮き世 小さき祠に仕えては 春夏秋冬に流されて...
身体に纏わりつく湿気が鬱陶しくて 水の中に居る様な 六月の午後 ざあざあ 耳障りな音が僕に知らせた...
泣いてみたり笑ったりして 少しずつ綴っていくんだよ 私だけのストーリー...
都会の街並み、僕と揺れる街灯 夏草のようにゆらりゆらと 僕はなんだか明日が怖くなって...
行き着いた孤独感さえ 色褪せてる日曜 午前三時 錆び付いて 不感なら...
意味がないな きりがないな とってつけたような態度 逃げてたいな 好かれたいな...
そうさ僕は気付いてしまった 自分の中に隠れた才能 君の憂鬱な横顔にほーら...
大事な夜に告白しようと思う 僕が肌を灼かないように 傘を貸してくれたあの子に 陽射しの強い日が続いてばかりだから...
君はクラスでも派手なタイプで 髪は明るい茶髪で 裏表のない笑顔がとても眩しい人だ...
一人っきり あの子は泣いていた 逃げ出した過去の無力 思い出して 大切な記憶を ひた隠し 生まれてはいけなかったと泣いていた 事変の荒波が 畝りをあげてゆく いづれ誰もが通る 別れ道へ...