ひとりふたりと 学舎を 縁の友は去りゆく 故郷の陽と香りを...
凍り付く月光が心をざわめかすから 物憂げな月の夜は淡くうつろう 通り過ぎる駅はどこも無人で...
とても早くて 追いつかない 流星 手を伸ばした その指先が示す 見たことの無い からくり仕掛けの箱を 空けた瞬間 広がる 光と影が・・・・...
今の二人なら 離れ離れでも きっと誰よりも 深く繋がって 見慣れたこの街の景色 記憶が刻まれている場所 憧れ抱く少年の 過ち? それとも夢?...
船長 手牽く誘歌 追われる契機 燻る汽笛 「対岸には夢見る理想郷 ほら 君が願っている祝杯」 霧の水遠渡る招待 少年達は晴れに旅立ち...
早くこっちに飛び込んで さあ ほら 闇夜をかき分けて走り出す...