争い絶えぬ地へと走る背 見守るだけ 祈りを与えるときには 頭を垂れる彼を 見上げた空ほど 思い募っていく...
むかし おとこ うゐかうぶりして ならの京 かすがのさとに しるよしゝて かりにいにけり そのさとに いとなまめいたるおむなはらからすみけり このおとこかいまみてけり おもほえずふるさとに いとはしたなくてありければ 心地まどひにけり...
いつまでも続けばいいと そう思ってた 見続ける 醒めない夢を...
巡り合わせは徒に 朝な夕な惹かれ溺れた 影追い慕う日々を 戯れに縁と信じ 何時しか憧れは 胸を包む火群と変わり...
例えば私が ここに居なくても 戻ってくるなら...
月曜日の夜に軋んで 火曜日には忘れてる さよなら またひとつ 水曜日の涙はきれいで...
優しさの微笑み 心のなかに 私は目を閉じて歩くのでしょう 静かに 秘やかなほど...
溢れる春 水の流れみたいに 見て 朝露 片手に透明花 春の祭壇 信じてたあの時も...
ねぇ気に食わないって顔してんじゃん? 言いたいことあればさあどうぞ ああ自分が引けば万事解決...
迷う熱と遙か陽炎 蜃気楼の背が作る陰 伝う汗は落ちようとせず...