チカ:その瞳(め)で何を見ている もしこの声が届いたなら もうひとつの扉(め)を開(ひら)け 嫌ならそこを飛び出せ シト:どうする 最悪なのは 死にながら生きていること たとえば癒えることのない深い傷 たとえば途絶えることのない永い痛み...
蒼白い横顔に落ちる影は 過去からの鎮魂歌(レクイエム) 死に場所を探し続けて いつまで うつろう...
見えない天使が 俺に囁く夜 闇はつかの間 妖しく映し出す あれは幻か 追いかけた刹那に なぜそんなに 答えを急ぐ...
鈴芽:今日はね お出かけよ クラスメートみんなと 目覚まし時計と一緒に寝坊したの 髪の毛ハネハネ 高嶺君もくるし...
何もかも消えればいいと 壁を殴り続けてたあの頃 イコールで結べないモノ 多過ぎて許せなかったんだ...
突然現れて 俺を変えるなんて アリエナイ事だよな だけど起こったんだ 金色(こんじき)の太陽 窓からやって来た 無理矢理こじ開けた 俺の胸の扉...
2人:君とともに戦おう 約束の日のために 君とともに向かおう 暗闇の果てに光が見えたら...
ザケル! ザケル! ザケル! 愛や勇気そんな言葉は 弱い奴のセリフじゃないんだ 遠い記憶たどればそこに 何かあると信じてるから 闘い続け 解り始めた 大事なモノ...
夜明けの群青が軋む 嗚呼 ここは一体何処だろう? …これも星の宿業(さだめ)か 未熟さゆえなのか...
「愛を望むのは罪じゃないさ そうだろう? さあ、手を………」 遙か蒼穹の彼方 滲む蜃気楼 その面影を胸に秘めて...