これは私の罪の歌 (これは僕の罪の歌) 人を愛した物の怪の (神を愛した人の子の) ぽとり池に落ちる首は(ぽとり池に落ちる首は)...
?咲いた花はやがて朽ちる 移ろいゆく 季節の後...
あと一日で 世界が終わろうとも その蕾は花開くでしょう 百日も 長く咲けるよりも 美しく孤独に枯れる 耳の奥で椿の花が ぼとりもげる音がする 心の臓を踏み潰されて ぐちゃりと土に還りなさい...
あたたかな心 紅い花びらから 滴る 白い季節だけ あなたに会える きっと 乾いた 粉雪に誘われて 小さな手 懐かしい思い出を繋ぐ...
霜焼けの指先に ぬくもりを覚えたくて 吐き掛けた細い息は 白く重く嘘をつく あなたが居ない雪はこれで何度目かしら 霜柱を踏む音が期待の影を見せるのも...
ひとつ、人世の生き血を啜り ふたつ、不埒な悪行三昧 みっつ、醜い浮世の鬼を退治してくれよう...
姿形の無き声 迷い子は己の意義のため 我を欺き 時を待つ 想う言葉は無明に 高らかな願いは帰らない...
あでやかに 咲き乱る 椿のように 色なす 恋織物 狂おしい この想い ただ一筋...
恋煩い麻酔のようになり 切れた時の痛みが怖い 恋失い温もりが欲しくなり...
理想の恋でした 素敵な夢でした 晴れた空の隙間 白い花が落ちて舞う 少しの距離を身近に感じられなくて...