初めてきみのことを考えた夜から きみのいない部屋は 雨の中のお散歩みたいで 不意に泣きたくなる オルゴールの音色が 浮かんでは消えていく...
白く膨らんだ胸に 突き刺さる黒い棘は消え 目を覚ます “強くなれ”と囁いた 誰の声? 求め、彷徨った...
傷ついた想い出は 時に愛しい 幼い僕らは 目を閉じた “真実が大事”だと 誰が決めたの? 遠く星が消える...
2人が愛した 世界 だから遠くまで 歩き出せる 「他の誰も 僕や君になれるわけじゃない 失った輝きは2人で取り戻す」...
僕には聴こえるよ 楽園に広がる歌が 名もなき罪に つけられた傷で 心閉ざし 無理をして笑う 幸せな日々 きみはどこかに捨てて...
二人を乗せて 走る自転車 どこまでも越えてく あなたのことが 好きよ...